[著者版]本研究では,各学習者の内的な理解状態を他者に明示させながら相互作用を促すことが概念的知識の一般化にどのような効果があるかを検討した。手続きとして,予想時に生徒が小グループで議論を行う際に,個人の考えがよく見えるように画用紙という道具を使って議論をする群と個人の考えを口頭でのみ発表する群に分け,比較した。結果からは,単に口頭により議論をさせることに比べ,自分の考えを書いたものを示しながら議論することは,概念的知識の一般化に有効であることが分かった。また,学習者が考えを変更していく過程では,問いの創出や擁護,同意といった説明活動が生じていることもうかがうことができた。 This research project examined how quickening the interaction in the class as each student pointed out their ideas to others affected the transmission of knowledge. The procedure was to divide the students into small groups and compare them. The students in some groups discussed their ideas orally. The students in the other group also presented their ideas orally but also drew pictures to illustrate their ideas. The result was that explaining and making ...
児童の植物の生命の連続性における概念形成の状態を,植物の発芽の視点から,小学校第5学年の児童を対象に分析した。その結果,児童の植物の発芽に関する科学概念の形成は難しく,一度形成された科学概念も時間の経...
技術科教育の「技術とものづくり」,「情報とコンピュータ」の2つの内容の授業において,問題解決能力の授業の展開に伴う育成状況と,育成に有効な場面の特徴について明らかにすることを目的とした授業実践を行った...
学生と共同してつくる大学での授業のあり方について考察した。一方的に講義をするのではなく、班を使い、学生が楽しく主体的に参加するには、どのように講義を構想し、学びを展開したらよいのだろう。そこで、私は班...
[著者版]本研究は,生徒が観察時に背景知識をもとに仮説を立て,自らの理論を持って学習することの有効性を検討することを目的とする。手続きとして,花のつくりを観察する際に演繹的に学習する群と帰納的に学習す...
本稿では日本語中級授業での活動を自己調整理論を援用し、分析・考察した。対象の活動は1コマの授業の中で2回行う設計の口頭発表活動と発表直後の自己内省活動である。これらは課題パフォーマンスの向上を目的に設...
[著者版]水の状態変化についての学習は,概念変化が難しく,子ども達の素朴概念を修正し科学的な概念を形成させるための教授論を考えることが大きな課題となっている。本研究は,水の状態変化の授業に小グループの...
科学・技術への関心が高いわけではない人々(非高関心層)にどのようにリーチするのかは、科学コミュニケーションの課題のひとつである。本報告では、これまで科学技術理解増進活動や広報活動、高大連携の観点から議...
児童が教室に入ってくる前にも、各種概念について、白紙なのではなく、各自の概念を持っている。概念の獲得過程は、生活や自然の中から現象や事物が認識され、まわりからその名前や呼び方を知らされて、容易に獲得す...
T.H.ハクスリーの科学教育論は、科学的な方法にもとづく科学教育によって、子どもたちが科学的な認識を身につけられることを目指すものである。その一方で、ハクスリーは、晩年期に行った講演「進化と倫理」にお...
知識偏重がいわれる今日の社会科教育において,社会の見方・考え方を深めていくこと,すなわち,社会科における思考の深まりは重要である。本研究においては,生徒がトゥールミン図を作成し,ICTを用いて課題に対...
本稿は,筆者らがCoSTEPミニサイエンスイベント2019(2019年8月25日開催)で実施した「どちらにしようかな? ~未来のお肉から考えるトランスサイエンス~」の設計と実践についての報告である.本...
本研究では,幼児教育において,子どもの身近な科学への興味・関心を高めることができる教材・手立てについて明らかにすることを目的とした。そのために,イベントとしてではなく子どもが継続的に科学とかかわること...
新・中学校学習指導要領では,国語科の目標として,「伝え合う」という学習活動が新たに盛り込まれた。「伝え合う」ための具体的な学習活動として,どのような活動が想定されるのだろうか。筆者は,伝え合いが実現で...
科学技術の重要性が叫ばれるなか,市民の科学的リテラシーの向上と維持をはかるためには,科学に関心を持つとともに,科学を学び続ける態度の育成が不可欠といえる。そのためには,学校だけでなく生涯にわたって科学...
[著者版]本研究の目的は,次のことである。予想を立てる場面でものづくりを実施することは、生徒が自分の考え方を確かに持つことができる方法であるか検証しようとすることである。授業は、葉序の規則性に気づくこ...
児童の植物の生命の連続性における概念形成の状態を,植物の発芽の視点から,小学校第5学年の児童を対象に分析した。その結果,児童の植物の発芽に関する科学概念の形成は難しく,一度形成された科学概念も時間の経...
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